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廊下のバリアフリー
「部屋を自由に行き来したい!」
廊下は部屋と部屋をつなぐ大事な通路ですので、最低限不便を感じないように安全に行き来のできるよう配慮したいものです。

→ 手すりについて
→ 手すりは壁がなくてもつけられる?
→ 車椅子対応の廊下について
→ 廊下の床材について

手すりについて
手すりは途中で途切れないように廊下から各部屋で連続まで設置することが基本です。
手すりの高さは腰の位置で合わせ、一般的には丸手すりが握りやすいといわれています。

手すりの端部は衣類の袖などが引っ掛かってしまう場合も想定して端部は内側に曲げるか、埋め込むように配慮すると安全です。

〈手すりは壁がなくてもつけられる?〉
連続した手すりを設置したくても、ドアや引き戸などがあると、手すりを固定できないことがあります。
以前「壁のないところに手すりはつけられない」と断られたというお客様の相談を業者に伝えたところ、「跳ね上げ式手すり」なら連続して設置することは可能とのことです。
ドアや引き戸の前面に設置し、ドアや引き戸を開閉する時に跳ね上げて使用します。
ただ、固定するためにはしっかりとした支柱を立てる必要があるそうです。

車椅子対応の廊下について
家の中の移動もすべて車椅子を利用される場合、廊下の手すりは逆に障害物となってしまう場合があります。
「手すり=バリアフリー」という考え方は正しいとは限らないので注意しましょう。

通常、廊下の幅は半間(約90cm)程、最低でも、85cm〜120cmの幅は確保しましょう。

廊下は曲がっていない方がもちろん移動しやすいのですが、もしも、曲がっている場合、コーナーの角を切るか、角を丸め、壁をキズつけないよう配慮する事も大切です。

廊下の床材について
車椅子対応の床は寝室やリビング同様、万一の転倒に備えて柔らかいコルクタイルなど、走行を安定させ、滑りにくい素材を選択します。
また、壁・ドア下20cm程度は車椅子でキズつかないように「車椅子ガード」を取り付けておくことも大事です。

〈逆効果だったスロープ〉
段差を解消してくれる「スロープ」。
しかし、この便利なスロープ、実は万能ではありません。

出入口スロープを多用してしまったために、部屋の前を通るときに、じゃまになってしまい、「つまづいてしまった」「スロープの上で立ち往生してしまった」などのケースがあるそうです。

業者によれば、こんな時には、廊下全体をかさ上げした方がかえって安全で廊下面積にもよりますが、安くすむこともあるとのことです。

介助者がよかれと思っても必ずしも本人の負担軽減になるとは限らないのでよく話し合って設置することが大切でしょう。

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